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流産手術の保険 医療保険について考える [初めての妊娠→稽留流産]

稽留流産の掻爬手術は、実時間10分程度のものとは言え、治療に必要な行為のため、健康保険が使えます。
私の場合、前日からの入院もあり、それも含めこの処置にかかった金額は3万円ちょっとでした。意外に安い。入院費や処置も、病院によって違いもあるのかもしれません。

また今回、初めて医療保険を請求する機会になりました。
結局十数万円支払われる結果になり、先日振り込まれました。
何となーく、内容を理解することも無く保険料を支払い続けていた私だったけれど、今回必要に迫られて医療保険について考えることになりました。

保険金請求から入金までは簡単なもので、電話で保険会社に連絡をして、書類を取り寄せます。自分で記入する書類一枚。病院に記入してもらう書類一枚。病院の分は手術の日に病院に渡したら、10日後くらいの最初の診察日に受け取ることができました。2枚をあわせて保険会社に返送すれば、数日後に入金されます。

今回分かったこと。
当たり前だけれど、保険会社はこちらからアクションしないと向こうからは動いてくれない。
電話をしたら親切に教えてくれて、資料もすぐに送付してくれたけれど。
私の契約では1泊入院では入院保険の適用外なので、手術に対してのみの請求しかできないと言われ、言われるがままに病院に書類を頼んだ。後日、契約書を熟読していると、訳分からないながらも「この特約で1泊入院でも適用されるんじゃないの?」と疑問を持ち、その件を保険会社に電話したら、適用だった!もらい損ねるところだったよぅ。
そして、たまたま病院に頼んだ手術の書類に、担当の先生が、入院し前日からの処置の件を書いてくれていたので、その書類で済んだけれど、実はこの書類、病院で¥6,000ーかかるので、もしこれ、もう一枚取り直し・・・なんてことになったら。ねぇ。
そういうことで、保険はしっかり理解をして、もらえるものを自分から請求しないといけないということが分かりました。

そして、よく考えもせずに10年ほど前に入り、入りっぱなしにしていた保険。見直すべきかも。
昔の保険は、入院5目からしか保険金がでないとかざらにあって、それで請求できない保険が私も1件ありました。
今時5泊も入院する病気って相当だから、確率的にほとんどない気がする。
だからと言って、1日目から¥5,000-とかほんの少しだけ出るのもどうかな?病院に書類を頼むと結局¥6,000-かかるわけだし。¥5,000ーもらうために¥6,000-払ったら足が出ちゃう。
すこし勉強して、保険は入り直す方向で考えたい。
ただ、ちょっと調べてみたら、妊娠すると入れないという保険が意外と多い。また、保険に入ってすぐの手術や入院は支払われない場合が多いので、今の保険と新しい保険との入退のタイミングも考えなくては・・・。
ちょっくら、じっくりと考えて見なくては。





処置後の体温と胸 [初めての妊娠→稽留流産]

稽留流産決定後も体温がぜんぜん下がらなかった。
体温が下がらないから期待しちゃったけれど、そういう人も多いらしい。
同じく胸もパンパンで痛い状態のままだった。

処置後、どんな感じなのかなぁ、と思っていたけれど、しばらくは体温は面倒で測っていなかった。
1週間位してふと体温を測ってみるとすっかり低温になっていた。と同時に、気づいたら胸の張りも治まっていた。
ちょっと寂しい気もしたけれど、どんどんまた体調が元に戻って、次の妊娠に近づけていると思うと嬉しくもあった。

そう言えば、妊娠が分かってからすぐ、ちょっとした坂道とかでものすごく息が切れたり疲れたりしていたのも無くなった。やっぱりアレは妊娠特有の何かだったんだろうか。日常生活が非常に楽になった。だって、何か高地で生活しているようだったから。

体温は排卵期になったらちゃんと上がるのかしら?そしてちゃんと生理は始まるのかしら?心配はいろいろあるけれど、心配してても、そのときにならなければどうにもできないし、できるだけ気にしないように頑張ります!

流産処置 帰宅~次の診察 [初めての妊娠→稽留流産]

帰宅した日は、麻酔の影響や疲れからか、夜まで寝たり起きたり。
処置後、あまりにも痛い痛いと言ったせいで、座薬の痛み止めを含め、たっぷり痛み止めが出たけれど、すでに全く痛さは無く、痛み止めは無駄になりそうな予感。
出血も全く無く、何だびびり過ぎだったなーと思った。

2日目(翌日)までに、妊娠を知らせていた一部の方々に、処置が済んだことをお知らせした。
嫌なことは早く済ませたほうがいい。
2日目も大した痛みも、出血も無く、「こりゃあ、安静にしているのは難しいなぁ」と思う。調子が悪いのであれば、寝てもいられるけれど、ぜんぜん元気で、じっとしているほうが難しい。
・・・・・そう思っていたのはこの日までだった。
2日目の夜遅く、かなり強い腹痛に襲われた。途切れ途切れに痛みが襲う。
できれば飲まなくていい薬を飲みたくなくて、痛み止めを飲むのは何とかこらえて寝たけれど、しっかりは眠れなかった。

3日目我慢できずに痛み止めを飲む。かーなーり、おなかが痛い。出血も始まるけれど、生理2日目を上回るほどではなく、病院へ電話することも考えたけれど、もう少し様子を見ることにする。
常に痛いわけではなく、なんとも無い時のほうが多いので、多少動いたが、家事はほとんどしなかった。

4日目になると、腹痛はあるものの痛みはましになり、痛み止めも飲むのをやめた。出血は引き続きある。もらっていた抗生剤がなくなったので、もうこの後薬は飲まなかった。

5日目以降は、たまに腹痛と、出血が続いた。出血は1週間後もあまり変わらずに続いたけれど、10日目頃からは明らかに減ってきた。
結局、食事の仕度は一切せずに夫任せ。掃除はクイックルワイパーのみ。洗濯は2回ほど。10日後の次の診察まで1度も外に出なかった。

診察では子宮はきれいになっているので、次の生理が来たらまた妊娠を考えてOKと言われました。
前半お腹がかなり痛かったことを告げると、「薬を飲むと痛くなったでしょ?子宮を収縮させる薬だから。でもそれでこんなに子宮内がきれいになったんですよ。」と言われたけれど、ぴんと来なかったので、「抗生剤にそんな効果があったんですか?」と聞くと、「抗生剤じゃなく、もうひとつの薬。」と言われたので、「?痛み止め?ほとんど飲まなかったんですけど。」というと、「じゃなくて、もう一つのやつ。」と言われた。
「いいえ、抗生剤と、痛み止めと胃薬しかもらいませんでした。(まさか、胃薬で子宮収縮はないでしょ??)」
子宮収縮の薬、出し忘れちゃったみたい。
まぁ、きれいになったって言うからいいけどさ、何だかなー、と思いました。
お風呂はもう入れるのかと思っていたのだけれど、それは出血が完全に止まるまでダメなんだそう。残念。
でも、それ以外はもう普通の生活をしていいそうだ!
徐々に体を慣らしていかねば。

処置後目覚めてから~帰宅 [初めての妊娠→稽留流産]

術後1時間と40分くらいでトイレから戻ってウトウト。
しかし、今行ったのに、なぜかもう、トイレに行きたい!
恐るべし、点滴による直接水分補給。

2時間後に担当の看護師さんが来た。
「もうトイレに行っちゃったんですって?」
私「はい。でも、また行きたくて。」
トイレに行ってから、看護師さんと一緒に処置室に向かい、先生に経過を見てもらう。
処置の時に入れたというガーゼをとってもらう。
腹痛も治まり、ガーゼを抜かれるのは気持ち悪かったけれど、特に痛いことも無く済んだ。

その後また部屋に戻り、点滴を抜いてもらう。
その後は、次回診察の予約だとか、精算だとか、事務手続きを済ませて、「準備ができたら会計で支払いを済ませて帰っていいですよ。」といわれる。
術後3時間もしないうちに帰宅した。
処置自体、準備も含めて30分かからなかったくらいだし、あっという間だった。

注意事項は、
・当日はシャワーも×。次の診察(10日後くらい)まで湯船は×。
・次の診察までは安静に
・処方された抗生剤はなくなるまで飲む(4日分)
・生理2日目以上の出血や高熱が続くようなら診察に行く

もう、電車に乗るのも面倒だったので、奮発してタクシーでご帰宅。
やっぱり家は最高!
掃除機かけてから入院してよかった。ゆっくり眠ってやるーーー!

処置後~目が覚めるまで [初めての妊娠→稽留流産]

最初の記憶は、「ベッドに移ってください」と言う声。
「どうやって?」と尋ねると、「転がれますか?」と言われたような気がする。
どこにいるのかも良く分からず、言われるがままに、うつ伏せになって仰向けになって転がってみた。その半回転×2で、頭がぐらぐらして気持ち悪くなった。

次の記憶が、「おなかが痛い~」とうめいていた事。
もう、気持ち悪さは無く、ものすごく気持ちのいい眠気でいい気分なのに、おなかが痛い。このおなかの痛ささえなければ最高に気持ちいいのに~!と思った。薄目を開けたら廊下を移動していた気がする。

その後も眠りに落ちそうで、腹痛で落ちれないというジレンマが続いた。
そばによる人よる人に「おなかが痛い~」と訴えていた気がする。
一度看護師さんに、「寝にくくないですか?真ん中にいけませんか?」と言われ、目を開けると、ベッドの柵にぴったりとくっついて寝ていた。「めんどくさい」と答えてしまった(汗)。あれはいつのことだったのだろう?

多分1時間後に来て、ナプキンを換えてくれた看護師さんにも「おなかが痛い」と訴えたら、「おなかが痛いのは、ちゃんと子宮が収縮している証拠で、いいことなんですよ。」と言われたような気がする。
前日の処置と、今と、どちらがおなかが痛いだろう?眠りたい。と考えていた。

1時間半後くらいには、大分意識が戻っていた・・・(この時点ではまだ10分ぐらいしか経っていない気がしていたが)と同時に腹痛もうそのように治まり、今度は尿意が・・・(汗)もう、尿意で目がぱっちりと覚めた。
けれど、2時間後看護師さんが来て、血圧等を測り、一緒にトイレに行くということになっていた。
付き添っていた夫に、「おしっこしたいんだけど、どう思う?」と聞くと、「いやいや、まだ行けないでしょ?歩けないよ。」
「まじ、我慢できなくなってきた」・・・もう、ナースコールとにらめっこだ。夫は、「いやいや、今看護師さん呼んだら尿瓶じゃない?だって歩けないもん。」・・私「本気?本気で言ってる?」夫「本気。」
でも、もーー無理!ナースコールを押した。「トイレに行きたくなっちゃったんですけど。」

じきに担当でない看護師さん到着。血圧計と体温計を持っている。それを終わらせないとトイレには行けないらしい。
もーーー、頭はトイレではちきれそうになりながら、血圧を測ってもらう。
測り終わると同時に、「ゆっくり起きてくださいね」「ゆっくり立ってくださいね」と看護師さんの介助を受けながら地に足を付ける。
かなりフワフワしながら、しかしもう必死の思いで、点滴の棒と看護師さんにすがりつきながらトイレへ。
ものすごい開放感を味わった。
あーーーー、尿瓶じゃなくてよかったぁ。

ベッドに戻り、一眠り。

稽留流産処置 眠っている間に終了 [初めての妊娠→稽留流産]

処置台で待たされること数分。
看護師さんがソワソワし始めたころ、やっと先生がやってきた。
先生・・・・達。その人数にびっくり。先生、先生、看護師さんくらいを想像していたのだけれど、先生、先生、先生、先生、看護師さん、看護師さん、看護師さん、看護師さん・・・・誰が先生なんだか、学生なんだか、看護師なんだかよく分からないけれど、ぞろぞろとたくさん入ってきた。
それぞれがいろいろと準備をしている。その中、ひときわ年配の男性は何もせず、壁に寄りかかって立っている。
頭のほうにはいろいろな機械があるから仕方ないのだろうけれど、みんなが私の足側を何度も通過するのは恥ずかしいからやめてくれ~って感じだった(汗)

点滴が付け替えられたが、これも水分補給程度のもののようだった。
足が汚れないようにと、シーツの布で作られたゆるゆる足カバーを両足に付けられた。
口に酸素ですと、マスクが付けられた。
そして、点滴の針の際に、「じゃ、○○入れちゃいますね?」と男性が注射器状のものを刺した。「それは何ですか?」と聞くと、「麻酔の前の薬です」とのこと。
その2~3秒後に喉が燃えるように熱くなった。
それと同時に「麻酔も入れます」との声。
「喉がものすごく熱いんですけど。」と言うと、壁に寄りかかっていた年配男性が、「麻酔の前の薬のせいですよ。大丈夫だから、ゆっくり息していてくださいね。」
また、それと同時に頭がくらくらして、貧血の前兆みたいになって、「やだ、私具合が悪くなっちゃった。」と思ったが、言葉にもできないくらい気分が悪い。言われたようにゆっくりと呼吸をしようと努力した。一呼吸、ふた呼吸くらいしたところで、次に気が付いた時には処置が終わっていた。


処置当日の朝 事前準備 [初めての妊娠→稽留流産]

ほとんど眠らず手術当日の朝を迎える。気分は最悪。
前日21時から絶飲食。昨晩から出された抗生剤、朝の分はできるだけ少量の水で飲むとの指示で、みんなが朝食を食べているであろう中、薬を飲み込んだ。
そこへ看護師さんが現れ、処置着に着替えておいてくれとの指示。

今日の処置も時間は未定。
本を読んで時間を潰していると、点滴の針を入れに医者と看護師が二人で現れ、針だけを刺していった。
ぼけっと時間が過ぎるのを待っていると、何だかカーテンの外がえらく騒がしい。
誰かのところに、ものすごい大家族でもお見舞いに来たのかな、と団体と同時に付き添いのために到着した夫に言うと、夫「教授回診だよ!白い巨塔!白い巨塔!」。
私のカーテンも開いた。
見たことも無い男性が、「おなかの痛みはありますか?」と声をかけた。「いいえ、ありません」と答えると一瞬で男性はカーテンを閉めていなくなった。
なんだったんだ?
続いてまたカーテンが開くと、いつもの先生だった。「今日はよろしくね」それだけ言って消えていった。

夫に処置着姿を披露。
この処置着、うまくできている。シンプルなガウンのような形なのだけれど、体の側面がすべてスナップボタンになっていて、芸人の早着替えができるやつみたいになっている。
「何かあったら、バリバリってはがして、寝ててもすぐに脱がせられるのかね。」と夫に言うと、「団長(安田大サーカス)みたいだね」とのお言葉。あなたもそう思った?私もそう思った。夫婦って思考も似てくるのね。

しばらくすると看護師さんがやってきて、先ほど刺した点滴の針に点滴パックを接続していった。中身はただの水分補給の様だ。
昨日から水分を摂っていなかったので、何だか体が潤う感じ。気のせいか。

そしてしばらくすると、また看護師さんがやってきて、いよいよだと言う。
点滴をお供にトイレを済ませていたが、もう一度トイレに行ってきたら?と薦められる。
「意識の無い間にもらしちゃったりすること、あるんですか?」と真剣に聞いてみた。すると、「うーん、それは無いと思うけれど、麻酔が完全に覚めるまで、2~3時間はトイレは行けないから」とのこと。
ちょっと考えたけれど、絶対もう出せなそうだったので、いいですと言って、また点滴をお供に看護師さんに誘導されて処置室まで歩いた。
帰りは部屋で使っているベッドが処置室にお迎えに来てくれて、ベッドに乗って部屋に帰れるらしい。

処置室は物々しい感じだった。
海外ドラマのERっぽかったので、「すごーい。ドラマと同じだ!」と思わず言ってしまった。
私は歯医者でも、道具のひとつひとつに何だかとっても興味があって、よく観察しているのだけれど、今回も見たことの無い装置にちょっと興奮。これは何ですか?ここはどうなるんですか?と看護師さんにいろいろ聞いた。
「緊張しますか?」と聞かれたけれど、不思議と緊張はぜんぜん無かった。
「ぜんぜん緊張しません。昨日眠れなかったので、麻酔でぐっすり眠れる期待があるのかなー」

そんな私も、両腕をベルトで固定されたときにはちょっと緊張した。
看護師さんと二人。ものすごく恥ずかしい体制で準備万端・・・になっているのに、先生が来ない。
ぜんぜん来ない。
看護師さんもソワソワし始めて、「遅いですねー」と小さな覗き窓のようなところを覗いたりしている。
本当にかなりの間、その体制で待たされた。
・・・・すると、やっと先生登場。



入院の持ち物 これがあったら良かったな [初めての妊娠→稽留流産]

生まれて初めての入院だったため、いろいろと、今後に生かしたい反省点があった。

まず、持ち物。
病院側から言われた持ち物は、
・寝巻き
・スリッパ
・ナプキン
・湯のみ
・箸
・下着
・診察券・保険証

言われなかったけれど持って行って正解だったものは、
・歯ブラシ
・ティッシュ
・タオル
・音楽プレイヤー(iPod)

持っていなくて不便だったものは、
・ハンガー
・歯磨き粉
・シャンプー&リンス&ボディーソープ
・耳栓
・スプーン

猛烈に必要だったと後悔したのは、耳栓!
カーテン1枚で仕切られた世界なので、多少のことはしょうがないな、と思っていたけれど、消灯時間になると思いの他みんな静かで、びっくりした。
しかし、そんな風に思ったのもつかの間、私の隣だけが例外だった。
看護師の見回りが1時間おきくらいに来るのだけれど、いなくなった瞬間に、布団にもぐったようなくぐもった声で、携帯電話トークが始まる。
携帯で話している人は結構いたけれど、みんな手短に、それも消灯後は無かったが、隣だけが違った。
ただ、話をしているのではない。ものすごーーーくねちっこく、人の心をえぐるようないやみを、誰に向かっては知らないが、延々と垂れまくっている。
それが1時間おきに1時過ぎまで続いた。
うとうとすると、ねちっこーーーい嫌味に起こされ、うとうとするとまた起こされ・・・。
本当に心から耳栓を欲しました。
愚痴が止まらなくなったので、もうちょっと言わせてもらうと、お隣の冷蔵庫や引き出しがどんどん押されて、私のベッドにくっついていたのだけれど、夜中まで冷蔵庫や引き出しを勢いよくバンバン開け閉めするたびに、私は「地震!!」と何度跳ね起きたことか(涙)
正味2時間くらいしか眠れ無かったよ。
お隣以外はとても静かだったので、今回がはずれだっただけだとは思うけれど、出産時に入院する際は、絶対に絶対に個室にしようと心に固く決めました。
手術前の十分な睡眠はプライスレスだよ。

後は、無ければ無いで1泊だったので何とかなったけれど、部屋が思いのほか乾燥していたので、タオルを濡らして干していました。そのためにハンガーがあると良かったな。

持って行っても使わなかったものは
・バスタオル
 手術後出血すると聞いたので、ベッドを汚さないために敷こうと思っていたが、手術後は意識ないし、目覚めたら、病院のほうですでに病院のタオルを敷いてくれていた。
・本
 消灯が早すぎて、あまり読む時間は無かった。入院してから前処置までにちょっと読んだだけ。

今度は出産の入院でこの経験を生かしたいものです。


入院日 前処置 [初めての妊娠→稽留流産]

入院日当日、午後入退院受付へ。
そのまま病室へ案内される。

お願いしていたのは6人部屋。
他に4人部屋、個室があったが、1泊なら追加料金なしの大部屋で十分だろう。ということでのチョイスだったが、後に後悔することに。1泊だからこそ、個室にするべきだったな、と思うことになる。

ほっそいベッドが横に3台ずつ、向かい合って計6台。
人がいるのは私を含めて4台で、人のいるところはどれもピッチリとカーテンが閉められていた。
一人のスペースは3畳くらいかな。

看護師さんに案内され、まず着替えてくださいと促される。「着替えるって、パジャマですか?」と思わず聞く。こっから先はパジャマ生活らしい。
その後パジャマのまま看護師さんにフロアの設備を一通り回りながら説明を受ける。

その後何時間もすることが無い。これなら夕方に来ればよかった・・と思った。
シャワー浴びますか?と聞かれたので浴びてみるが、持ち物に書かれていなかったため、シャンプーや石鹸の用意も無く、お湯を浴びるのみ。
その後もすることなく、いつ始まるか未定という前処置をただただ待つ。
夕方になり、やっと処置に呼ばれた。
歩いて近くの処置室に向かう。

事前の説明では、子宮口を広げるために、膣を通して海草でできた細い棒を入れる。その棒と一緒に水で濡らしたガーゼも入れて、海草棒がそのガーゼの水を吸って徐々に膨らみ、子宮口を一晩かけて広げていくと言うことだった。
へー、海草なんだぁ。

あの台に乗り、いよいよ先生が来た。
「痛いですけど、我慢してくださいねー」
え?!痛いの?!!!知らなかったんですけど。
「ごめんねー」と言いながら先生が処置を始める。
痛さはまぁまぁ。どのくらいまで痛くなるのか心細くなり、途中、「まだまだ痛くなりますか?」と聞くと、「え?もう終わりました。」との返事。
痛くなくは無いが、痛いと言うほどのことではない。
ただ、終わった直後から、下腹がどんより重い。生理痛のピーク一歩手前くらい。
「下腹がどんより重いんですけど。少し痛い。」と訴えると、「入れたときが一番つらくて、だんだん良くなっていきますよ。」と言われ、処置室を出る。
ひとまずどんより部屋まで歩いて帰ったが、結構痛い。生理痛のピークぐらい。とてもベッドでじっとしていることができず、病院の廊下に出て、意味も無くとぼとぼ歩き回った。止まっているよりも歩いていたほうが何だかましだった。

その後どんよりしたまま、おいしくない病院食を食べ、「このままだったら今晩絶対眠れない。」と心細さMAXになったころ、ふと痛みが消えた。その後は手術まで痛むことは一度も無かった。大体3~4時間の辛抱だった。
一応言われたとおりナプキンをして過ごしたが、出血も一切無かったし、違和感も特に無かった。

掻爬(そうは)手術決断 [初めての妊娠→稽留流産]

8週前半で、ほぼあきらめましょう通知を受けてから、どんより毎日を過ごした。

でも、何年も前に同じように稽留流産をした友達と、たまたま別件で電話する機会があったので話してみた。
彼女の他人への接し方や心遣いにはいつも感心するけれど、今回ほど彼女の言葉がありがたかったことは無い。
彼女は慰めるでも突き放すでもなく、自分の経験を語ってくれたが、それがすなわち私へのアドバイスだった。
「いつまでも育たない胎嚢にこだわっているよりも、早くゼロからスタートして心配なく元気な子供を育てたほうがいいと思った。」「そもそも育たない卵だったんだから仕方ないとあきらめた。」「その時医者が言ってたけど、不幸な話だからみんな話さないけれど、稽留流産は結構普通にある話なんだってよ。」
そして、「もし手術当日旦那が休み取れないのなら、私が仕事休んで子供預けて病院に行ってあげてもいいよ。声かけてね。」とまで言ってくれた。

そんな友達の言葉や、時間が私を決断させた。気持ちを切り替えて手術を受けよう。

9週前半、決断の診察では、やはりあきらめましょう宣告が下された。

先生からの提案は二つ。
そのまま自然に流産するのを待つか、手術で出すか。
私の気持ちはもう手術で決まっていたけれど、一応、両方のメリットデメリットを聞いてみた。
自然に流産するのを待つメリットは、器具などを使わないので、子宮やその他を傷つけるリスクが無い。デメリットはいつ大出血&強い腹痛が起きるか分からない生活を送る不安。流産してもきれいに出なければ結局手術をすることになる。
手術のメリットは、早くきれいにすることで、また次の妊娠に早く臨める。デメリットは子宮を傷つけたり、子宮口が緩むなどのリスクがゼロではない。

やはり手術を選択した。

経産婦は当日のみの手術となるらしいが、産んだことの無い人はできれば前日から準備をするため、一泊入院してほしいとのことだったので、2日後から入院することになる。

その日は血液検査をして、入院の説明を受けて帰った。

入院の説明の時、看護師さんから、もし入院までの間に自然流産してしまったら、出てきたものをビニール袋に入れて持ってきてください。と言われた。
ムリムリムリ。やっぱり早めに手術を選んで良かったと思った。


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